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民主党代表選後の政局はどうなるのか?

 【2010-09-05:千葉利宏】民主党代表選挙が公示されたので菅直人、小沢一郎両氏の政見を読んでみた。正直に言って、どちらからも日本の将来ビジョンは伝わってこなかった。菅さんの政見には、国民受けしそうなフレーズが散りばめられているが、政策の中身が見えない。小沢さんの方が具体性はあるものの、自ら幹事長として衆院選マニフェストの実現を推進してきた9か月の取り組みが総括されていない。民主党議員の先生方も、政策論争よりも、代表選後の政局がどう動くかの方ばかりが気になっている様子。日本政治の混迷はますます深まりそうな気配である。
菅直人の政見はコチラ
小沢一郎の政見はコチラ
 6月2日に鳩山・小沢両氏がダブル辞任したときから、民主党の権力抗争が再燃することは想定されていた。「鳩山・小沢では参院選が戦えない」という目先の利益を優先して、辞任に追い込んだことで、小沢さんの力がむしろ温存されてしまったからだ。一部報道では、「小沢さんが幹事長を続投していれば議席数をこれほど減らさずに済んだ」との声が今さら臆面もなく出ているらしい。

 菅首相の誕生も、選挙向けのイメージ優先で決まったとしか思えなかった。そういう意味では、首相をコロコロ変えて目先を変える作戦で、延命を図ってきた自民党と同じ。総選挙せずに、コロコロ首相を変えられることの方が問題なのであって、いまさら「首相をコロコロ変えるのは恥ずかしい」と言っても始まらない。

 菅・小沢のどちらが勝ったところで、安定した政権が誕生するだろうか。代表選後の政局がどう動くかは判らないが、政治的混乱を怖れて立ち尽くしていても仕方あるまい。少子高齢化も、財政悪化も猛烈なスピードで進んでいく。いま大事なのは後戻りするのではなく、前へと進めていくことだろう。失われた20年があと何年続くかは判らないが、暗いトンネルも必ず抜けると信じて掘り進む以外にないと思っているのだが…。

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