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シニアゴルフ、人気上昇の兆し?―ファンケルクラシックに2万人近いギャラリー

 【2009-08-28:川上湛永】8月21日から23日まで静岡・裾野カンツリー倶楽部で開催されたPGAシニアツアー第1戦、ファンケルクラシックに、かつてないギャラリーが詰めかけた。シニアツアーは、石川遼人気の男子レギュラーツアー、人気定着した女子ツアーの陰に隠れた存在だったが、入場者数では同時開催の男子、女子ツアーを上回るなど、活況の兆しが見えたようだ。
ファンケルクラシック
 21日の初日の会場をのぞいてみた。8時過ぎに会場に着いたが、臨時駐車場は、すでに満車状態。入口でファンケル製品のお土産を手渡される。入口から1番ティーグラウンドまで、すぐだ。途中に練習グリーンがあって、スタート前の選手がパターの練習。尾崎健夫、倉本昌弘、飯合肇、湯原信光ら、かつてのスターが、真剣にボールを転がす。その練習グリーンの前のテント、女性向けの美肌コーナーがあって、肌や健康に関する相談を受け付ける。若い女性の相談員相手に、肌のチェックをしてもらう中年女性は、真剣な表情だ。30分待ちの看板が立つ。化粧品や健康食品を扱うファンケルらしいコーナーだ。クラブハウス内には、託児所も。これらを含め、12のコーナーがあって観戦以外にも楽しめる。

 レギュラーツアーにくらべ、迫力ではいまひとつといわれているが、選手のプレーぶりはそん色がないように見えた。上がりホールの18番、9番ともにロングホールで、2オンを狙うには池越えしかない。18番はギャラリースタンドが設けてあるが、敢然と池越えを狙う選手もいる。初日、9アンダーと独走した室田選手は「17番までに8アンダー。無理しないでとも思ったが、果敢に池越えを狙った」とチャレンジ精神を強調していた。
 250ヤード地点から、池越えの2オンを狙って、惜しくも池に入れた高橋勝成選手は59歳だ。

 ギャラリーに気軽に声をかける選手も目立った。中島常幸選手は、1番のスタートで、「明日はもうここにいないかもしれないから、よく見ておいてよ」と冗談を飛ばして、ギゃラリーを沸かす。9番を終わって、「よく曲がるボールだよ」と冗談半分に観客にボールをプレゼントする選手もいた。
 ギャラリーも地元からが7割。9番ホール、中間地点の松の木の下に陣取った沼津から来たという65歳すぎの夫婦は、この大会の常連という。「初日は入場料も千円と安いし、芝生に座りこんで、選手のプレーをすぐ前で楽しめる」。

 この大会、ファンケルが主催して9年目。社員を動員して運営に当たらせるなど、会社ぐるみ。日本プロゴルフ協会のある理事は、「金を出してあとはお任せという企業が多いが、ファンケルは、自分たちでやるという姿勢があって、全然ちがう」と指摘していた。
 不況で、企業スポーツから撤退したり、スポンサーを下りる企業が続出しているが、「シニアの元気は、日本の元気」をキャッチフレーズに、シニア大会を盛り上げる。
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 ファンケルクラシックの3日間の観衆動員数は、1万9174人で、同時開催の男子の関西オープン1万4008人、女子ツアーCATレディース1万3963人を上回った。
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 この大会のマスコミの報道。毎日、サンケイは連日べた記事で伝え、読売はボツ。朝日は最終日の結果だけ報道。日経は、初日、2日目を記事にしたが、最終日はなぜか報道しなかった。

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