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中国内陸部も、開発エネルギーはすさまじく、熱気にあふれていた―日本不動産学会の中国・安徽省視察

  【2011-05-13:大越 武】日本不動産学会主催の「中国・安徽省の不動産事情視察」に、4月23日から27日まで出かけた。視察地の安徽省は、中国内陸部の南京と武漢の中間に位置し、これといった特徴のないところ。省都の合肥市についても、全く馴染みのない都市なので、今回はあまり報道されていない中国内陸部での都市開発、環境開発が一体どうなっているのか、その発展状況をこの目でつぶさに視察し、現地各界との交流を楽しみに参加した。
中国安徽省の省都・合肥市
写真1安徽省の省都・合肥市の「市政務文化新区」での整然とした環境都市づくり。
中国麓・黄山市
写真2中国の名山・黄山(世界文化遺産)の麓・黄山市の古い建築様式を活かした独特な新築連棟住宅。
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森ビル社長交代にみる、街づくりへの想い

  【2011-03-10:太田三津子】3月8日、森ビルの社長交代の記者会見が開かれた。翌日の新聞記事はいずれも「森家以外から初」という点を強調していた。しかし、私はこの社長交代に、森稔氏の街づくりへの想いの強さを見た。

 そう感じた理由は3つある。

 第1は、50歳の辻慎吾氏を選んだことだ。

 先代の森泰吉郎氏は、最後まで社長の座を誰にも譲らなかった。森稔氏は、創業当時から父・泰吉郎氏と共に森ビルの経営に携わり、再開発で陣頭指揮をとってきたが、社長に就任したのはバブル崩壊後の1993年、60歳近くになってからだった。

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「CMBSを日銀が買い取れ!」と主張している、まか不思議な「不動産投資市場戦略会議」の報告書

  【2011-01-17:大越 武】低迷している不動産投資市場の活性化のため、馬淵澄夫前国交大臣の肝いりで設置した「不動産投資市場戦略会議」の報告書が昨年末まとまり、公表された。日本不動産ジャーナリスト会議では早速、新年第1回目の研修会(1月27日開催)で、この答申についての勉強会を催すので、報告書の全文を事前に読んで見た。読んでいくにつれ、やたらとデットの問題が強調されており、しかもその中身に、とんでもない内容が入っているのに驚き、黙っておるわけにもいかず問題提起する。
不動産投資市場戦略会議の報告書はコチラ
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2010年を振り返って―代表幹事としての今年の思い出

 【2010-12-28:阿部和義】日本不動産ジャーナリスト会議(REJA)は、今年で結成から21年になります。私は創立メンバーではありませんが、初代の山見代表幹事(故人)からメンバーになるように勧められて、月刊不動産流通に在籍していた小林惣一郎さんが幹事を辞めるということで幹事を務めてきました。6年前に2代目の本吉代表幹事から交代し、代表幹事として真面目に仕事をしてきましたが、今年ほど充実した年はありませんでした。
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不動産大手2社にみる“温故知新”と「選択と集中」戦略による拡充の妙―2010年を振り返って

 【2010-12-22:高木利通】2010年4月、三菱一号館美術館が東京千代田区にオープンした。三菱地所にとっては、文化芸術分野への本格的な進出である。永年の夢がようやく実現したのだ。9月には丸ビルで三菱の創業者、岩崎彌太郎の弟、岩崎彌之助が描いた丸の内の都市計画や形状などを明らかにした「岩崎の志と丸の内」展が開かれた。丸の内地区開発の拠点ビルとなった三菱一号館は、100年の歳月を経て「三菱一号館美術館」として新たな使命を背負ってよみがえり、2008年から始まった丸の内再構築第2ステージは、6年後の2017年に終わる。今後、その成果に注目していきたい。
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「住宅連結新時代」が続く2011年からの不動産の未来は「絶望」なのか?―タワーマンションが高度成長時代の墓標にみえる

不動産絶望未来  【2010-12-10:山下 努】2009年度の新設住宅着工は年77.5万戸と空前の低水準に落ち込み、2010年度も年80万戸前後の水準が続いている。需要をかろうじて維持したのは、豊かな高齢者が子供と一緒に買う都心のマンションがよく売れたからだ。筆者はこれを「住宅世代連結新時代」と呼ぶ。東京都心や湾岸エリアでは、この長期不況のなか、6000万円、7000万円の新築マンションが再び売れ始めた。筆者の家の近くでも、1億円近い物件を下見に来る30代の夫婦とその親らしい年配の方で週末はごった返す。「高い買い物をするものだ」とあきれているが、実態は親と子の2世代がかりなのだ。あるシンクタンクの調べでは、35歳の正規社員は、10年ほど前の35歳に比べて年収が200万円程度低いという。【写真】=山下努著「不動産絶望未来」(東洋経済新報社1680円)
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エコマンションって何?―住宅市場における“エコ商売”を考える

 【2010-11-29:千葉利宏】エコカー補助金&減税の導入(2009年4月)を機に「エコ○○」という言葉が定着し、住宅市場でも「エコ住宅」「エコマンション」という言葉を良く聞くようになった。三菱地所でも来年1月に販売開始する新コンセプトの環境配慮住宅「パークハウス吉祥寺OIKOS(オイコス)」をエコマンションと言っているが、何を基準にエコマンションなのかが判りにくい。国土交通省にもエコマンションの要件を確認したが、「はっきりした定義があるわけではない」との答え。住宅エコポイント制度の対象となる省エネ法のトップランナー基準を満たしている物件と思っている人もいるだろうし、エネルギー消費量やCO2排出量の削減率で考える人もいるだろう。エコマンションの定義や基準を明確にしていくことで、消費者が選びやすい環境を整えていく必要があるのではあるまいか。
 パークハウス吉祥寺オイコス パークハウス吉祥寺オイコス内部
【写真】パークハウス吉祥寺OIKOS外観=左、内部=右(11月12日撮影)
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【田中順一郎氏追悼】田中理事長を偲ぶ

 【2010-02-17:松本隆正(元不動産協会常務理事)】田中さんが不動産協会理事長に就任されたのは、同氏が実行委員長として主宰された世界不動産連盟世界総会東京大会が開催された1996年の秋であった。同年7月に前理事長の坪井さんが急逝され、暫くの間住友不動産の高城社長(当時、故人)が理事長代行を務められたが、政府予算や税制に関する政策活動が本格化する年末に向けて正規の理事長選任の要請が高まり、第3代の理事長に就任された。
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【田中順一郎氏追悼】駆け出し記者と田中さん

 【2010-02−16:住宅・不動産ジャーナリスト・目黒孝一】2008年4月に開催された『不動産経営者講座』で田中さんは、「“都市再生”はまだ緒についたばかり、外需頼みの日本経済は限界にきている。今こそ内需拡大を強力に推進していくべきだ」と、この講座で長く基調講演を務めてきた最終講演を締めくくった。今改めてこれまでの講演録を読み返してみると、田中さんは常に不動産業の重要性と発展性を先見され、その時代を見据えた不動産業ビジョンを必ず語っていた。とくに都市再生を語る時は情熱的で、誰にでも説得的であろうとするトップの気概を感じる。
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【田中順一郎氏追悼】今も強く心に残る「仏像鑑賞」の話

 【2010-02-16:(株)不動産流通研究所・丹羽洋子】田中順一郎氏には「月刊不動産流通」誌面に何度もご登場いただき、都市開発、住宅・宅地、不動産証券化等さまざまなテーマでご意見、ご提言をいただいたが、個人的には、ご趣味の仏像鑑賞について綴っていただいた「随想」が最も印象に強く、実はこのときから田中氏の隠れファンとなった。
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